塗料の種類にはどんなものがある?種類別の特徴を見ていきましょう!
2024/02/06
塗料の世界は奥深く、それぞれの種類に特有の特性があります。
その中で自分に合った塗料を選ぶには、これらの特性を正確に理解する必要があります。
本記事では、塗料の種類をいくつか挙げた上で、その性能と適用範囲について紹介します。
□塗料の種類とその特性とは?基本を知ろう
塗料はその成分によって大きく異なる性質を持ちます。
最も一般的な分類は、顔料と樹脂によるものです。
ここではそれらの種類の特徴について見ていきましょう。
*顔料の種類
無機顔料と有機顔料、2つの大きなカテゴリーに分けられます。
無機顔料は、主に鉱物から作られ、安定した色合いと優れた耐候性を持ちます。
これらは、チタンやカーボンブラック、酸化鉄など、日常生活のあらゆる場面で使用されています。
それに対して有機顔料は、石油由来の合成顔料で、鮮やかな発色が可能ですが、無機顔料に比べて耐候性や隠ぺい力では劣る傾向にあります。
*樹脂系塗料の種類
アクリル塗料は手軽さと低コストが魅力ですが、耐久性には欠けます。
また、ウレタン塗料はアクリルに比べ耐久性が高く、柔軟性に優れています。
さらに、シリコン塗料は外壁や屋根に用いられ、耐候性とコストパフォーマンスのバランスが良いです。
そして、フッ素塗料は最高の耐久性を誇りますが、価格は高めです。
□塗料選びのポイント
塗料を選ぶ際には、塗装する素材や場所に合わせた選択をする必要があります。
ここでは、それぞれの塗料を選ぶ際のポイントについて紹介します。
1:素材に合った塗料
金属用には特にプライマーが重要で、水性塗料が推奨されます。
コンクリートには撥水塗料やカラークリア塗料、弾性塗料が適しています。
また、木材は用途に応じて様々な種類があり、外部には耐久性の高い油性塗料が適しています。
2:塗装箇所に合わせた選択
内装用には安全性の高い塗料が望ましく、外装には耐久性の高いものを選びます。
また、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素と、耐久性が高くなるにつれて価格も上昇するので、覚えておきましょう。
□まとめ
塗料の選択は、その種類や特性を理解することから始まります。
無機顔料と有機顔料、アクリル塗料やウレタン塗料など、様々な選択肢がありますが、それぞれに適した用途が存在します。
また、塗装する素材や場所に応じて、適切な塗料を選ぶようにしましょう。
当社では、経験豊富な職人が全て手塗りで丁寧に作業を行っております。
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