コンクリート外壁の防水工事についてご紹介します!
2024/07/04
快適で暮らしやすい家づくりを目指している方の中には、外壁塗装を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コンクリート外壁は、時間の経過とともに劣化するため、防水工事が必要です。
この記事では、コンクリート外壁の防水工事の必要性や、具体的な方法についてご紹介します。
□コンクリート外壁の防水工事は必要?
コンクリートは、一見丈夫な素材に見えますが、実は水に弱く、時間の経過とともに劣化していきます。
コンクリートが劣化すると、鉄筋がサビてしまい、コンクリートが剥がれ落ちてしまう「爆裂」という現象が起こる可能性があります。
爆裂は、建物全体に悪影響を及ぼすだけでなく、人への落下事故も起こりうる危険な状態です。
そのため、コンクリート外壁の防水工事は、建物の寿命を長く保ち、安全な生活を守る上で非常に重要です。
1: コンクリートの劣化メカニズム
コンクリートは、空気中の二酸化炭素と反応することで、少しずつpHが下がり、中性化していきます。
中性化が進むと、鉄筋を保護していた被膜が壊れてしまい、鉄筋がさびてしまいます。
さびた鉄筋は膨張するため、コンクリートにひび割れや剥落を引き起こし、最終的には爆裂に至ります。
2: 防水工事の必要性
防水工事を行うことで、雨水や湿気がコンクリート内部に浸透するのを防ぎ、中性化や鉄筋の腐食を抑制できます。
また、防水工事には、建物の美観を保ち、汚れやカビの発生を防ぐ効果もあります。
3: 防水工事のタイミング
防水工事のタイミングは、建物の構造や使用状況によって異なります。
一般的には、新築時から防水処理を施しておくことが推奨されています。
また、築年数が経っている建物や、ひび割れや剥落が見られる場合は、早急に防水工事を検討する必要があります。
□コンクリート外壁の防水工事の方法
コンクリート外壁の防水工事には、さまざまな方法があります。
ここでは、代表的な2つの方法を紹介します。
1: 防水材による表面加工
防水材による表面加工は、コンクリート表面に防水材を塗布することで、水密性を高める方法です。
防水材には、ポリマーセメント系やシリコン系など、さまざまな種類があります。
それぞれの防水材は、耐久性や耐候性、施工方法などが異なります。
そのため、建物の構造や用途、予算などを考慮して、最適な防水材を選ぶことが重要です。
2: コンクリートの改良
コンクリートの改良は、コンクリートの配合や製造方法を工夫することで、水密性を高める方法です。
例えば、コンクリートに特殊な薬剤を混ぜたり、水密性の高いセメントを使用したりすることで、より耐久性のあるコンクリートを作れます。
コンクリートの改良は、新築時に施工されることが多く、既存の建物の防水工事には適さない場合があります。
□まとめ
コンクリート外壁の防水工事は、建物の寿命を長く保ち、安全な生活を守る上で非常に重要な工事です。
防水工事には、さまざまな方法があり、建物の状況や用途に合わせて最適な方法を選択する必要があります。
定期的な点検を行い、必要に応じて防水工事を検討することで、快適で安全な住環境を実現しましょう。
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