シリコンコーキングの耐用年数ってどれくらい?劣化のサインも解説!
2023/12/07
新築やリフォームを考える際、見落としがちなのがシリコンコーキングの耐用年数と劣化のサインです。
この小さな部材が家の快適性と耐久性を大きく左右するため、その特性とメンテナンスの重要性を理解することは不可欠です。
今回は、シリコンコーキングの寿命と劣化サインについて解説します。
□シリコンコーキングの耐用年数は?
*シーリング材の役割と種類
シーリング材は建物の隙間を埋め、気密性や防水性を高めます。
その中でもシリコン系シーリング材は、特に水回りでの使用に適しており、その柔軟性と密着性が高い評価を受けています。
不定形シーリング材の一種であるシリコン系は、その耐用年数が約10年とされ、長期にわたる安心を提供してくれるでしょう。
*シリコン系シーリング材の特徴
シリコン系シーリング材は、耐熱性と柔軟性に優れ、特に湿気の多い環境での使用に適しています。
キッチンやバスルームなど、日々の生活で水を多用する場所での信頼性が高く、その耐用年数は一般的に10年程度とされています。
しかし、塗装が必要な部分には不向きなため、材料選びの際は注意するようにしましょう。
*選択のポイント
変成シリコン系シーリング材は、さらに弾力性や耐侯性に優れ、塗料との相性も良いため、新築や改修工事にも適しています。
耐用年数は8年から12年と幅広く、シリコン系に比べて選択肢が広がるのも魅力の一つです。
適切なシーリング材を選ぶことで、建物の寿命を延ばし、メンテナンスコストを抑えることが可能になります。
□シリコンコーキングの劣化サイン
1.肉瘦せとブリード現象
肉瘦せは、コーキング材の弾力成分が減少し、薄くなる現象です。
これは劣化の初期サインであり、見た目で判断できるため、定期的なチェックが重要です。
ブリード現象はこれらの成分が外壁に影響を及ぼし、ベタつきや汚れの原因となるため、早期の対処が求められます。
2.剥離と断裂
剥離が生じることによって、コーキング材が接着面から離れ、防水機能が失われてしまいます。
断裂は、コーキング材が外壁の動きに追従できずに生じる裂け目であり、これもまた速やかな対応が必要です。
これらのサインを見逃すと、建物への水の浸入を許し、大きな損傷につながる可能性があります。
3.欠落のリスク
コーキング材が欠落すると、雨水の浸入を防げなくなり、建物の構造に深刻なダメージを与えてしまいます。
欠落を発見した場合は、ただちに修復することが最善の策です。
□まとめ
シリコンコーキングは、家の快適性と耐久性を保つために不可欠な部材です。
その耐用年数と劣化サインを理解し、適切なメンテナンスをすることで、建物を長持ちさせられます。
今回紹介した知識を活用し、家のメンテナンスを行うことを心がけましょう。
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